HIIT(高強度インターバルトレーニング)

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今朝の情報番組で、HIIT(高強度インターバルトレーニング)が取り上げられていました😊

 

わずか数分で、効率のいい脂肪燃焼!!

 

なんか、まるで新しい情報のように取り上げられていましたが、一流アスリートやスポーツトレーナーの間では一昔前から採用されてましたよね💦

 

癒るりでも、トレーニング教室のプログラムの中にタバタ式トレーニングとして行っています。(が、皆さん全力運動を実践しきれていないのも事実。。。💦)

癒るりで行っているタバタ式トレーニングのメニューはこちら


私としては、心肺機能の向上(持久力up)を目的に採用しているのですが、HIITはそれ以外にも、脂肪燃焼効率を上げ、しかもその状態を12~24時間持続させる効果があるのです💯

脂肪燃焼に直接働いているわけではなく、代謝能力を一時的に持続させて高く保たせることが可能になることによって、基礎代謝で優先的に使われる体脂肪が燃焼するということにつながっているんでしょう。

 

それってすごくないですか!?

 

これまで、脂肪燃焼させるには、「有酸素運動を20分以上行わないといけない」という説が有力でした。というか、間違ってはいません!

全力運動などもってのほか!心拍が上がりすぎると無酸素運動になるので、消費エネルギーは脂肪ではなく糖を優先するからです!

 

  • 有酸素運動のエネルギー源は体脂肪
  • 無酸素運動のエネルギー源は糖質

このほかに、体脂肪を落とす方法として糖質制限ダイエットがあります。(ケトジェニックダイエット)

 

糖質制限ダイエット

 

糖質制限ダイエットは、糖質をエネルギー源とする脳を活性化させて使う時や無酸素運動を行う時に、糖質を制限していることによっておこる糖質の枯渇状態を補うために、体脂肪を糖質の性質に近い物質(ケトン体)に変換させ代用するといったものです。つまりは、遠回りではありますが、体脂肪を減少させているということです。(燃焼ではない)

しかし、糖質制限ダイエットは、本来筋肉に貯蔵しておくべき糖質まで減少傾向になってしまいますのでパフォーマンスの低下やその反動がリスクとされています。

 

メカニズムとして、

  1. 摂取した糖質(炭水化物など)は、消化されたのち血液中に入り全身に送られます。
  2. 必要な量の糖質は各器官に送られた後、筋肉に貯蔵できる量を除き、血液中に滞在します。これが、血糖であり、その値が血糖値です。
  3. 血糖値が高い状態が続く場合、糖尿病と言われます。
  4. その血糖値を調整する器官が、膵臓(すいぞう)です。
  5. 膵臓は、血糖値を整えるためにホルモンを分泌します。それが、インスリンです。
  6. インスリンは、血糖値を安定させるために、余分な糖質を中性脂肪に変える働きを担います。

糖質制限ダイエットをするということは、各器官で必要となる糖質の不足を、中性脂肪からリサイクルしてケトン体と呼ばれる糖質類似物質に変換し間接的に中性脂肪を減らすというダイエット法です。

 

糖質制限中にHIIT(高強度インターバルトレーニング)はNG!

 

しかし、糖質制限ダイエットはHIITではおすすめしません!!

というのも、HIITで必要とされるエネルギーは糖質です。

その糖質がないと高強度のトレーニングを行う上で、「脂肪燃焼効率を上げ、その状態を12~24時間持続させる効果」が低下するようなのです。

 

HIITを行う上でその効果をしっかり発揮させるためには、

  1. 起床後、糖質を摂取したのち準備運動をしてから行う。(ご自分の体の調子に合わせて時間を変えて)
  2. 筋肉の超回復期間はHIITを行わないようにするため、HIITは毎日行わず48時間~72時間の休息を作る。
  3. 筋力の回復を早めるために、たんぱく質を十分に摂取する。

といったことに留意して行うようにしてください🎶